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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第1章 噂


その缶には、紅茶屋 フレグランスと明記していた。




そう、この紅茶屋は、俺が昔から通い続けている、



あのマスターの紅茶屋だった。


『こんなラベル缶の茶葉なんか あったのか。』



見たこともない茶葉缶だった。


『最近 売り始めたやつだ。



この茶葉のおかげで たちまちあの店は 大繁盛らしい。



彼女が来てから あそこは変わった。』



『彼女って あの看板娘のことか。』



『ああ。知ってるのか!


リヴァイも相談すると良い。

疲れの抜ける茶葉とか


筋肉疲労回復の茶葉とか

いろいろと 体調に合った 配合にしてくれる。』




エルヴィンは、嬉しそうに話す。


やたら、茶葉に惚れ込んでいるらしい。


それとも、、


その娘に惚れ込んでいるのか。




普段顔には、でないやつだが、


後者であることは、明確だった。









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