第4章 木曜日
そのため、木曜日は、
幹部以外の者達が、陣営をまとめる。
新兵達の指導も加えて、
部下達の上にたち、責任感もでてくる。
いい取り組みだと思った。
『エルヴィン入るぞ。』
滞った書類が、少し片付いたから、
エルヴィンに渡しに来た。
ドアを開けると、
眼を疑った。
ブロンドの髪を束ねた、
あのユカがいた。
『おお。リヴァイ。丁度良かった。
いま、ユカにね、紅茶を淹れてもらうところだったんだ。』
エルヴィンが楽しそうに話す。
よく見ると、
ソファには、ハンジとミケもいた。
『おい。いつから、団長室は、喫茶店になってんだ。』
『いやー!!!本当だねー!!!
部下達に悪いなー!!!!』
ハンジは悪いとは、ちっとも思ってないだろう。
『いい香りだ。』
ミケは、既に、喫茶店の客だ。