第25章 生命
『兵長、、いよいよですね。』
アンは、我に返ったように発した。
『ああ。
無駄な心配は身体に悪い。
お前は、俺の帰りを呑気に待ってろ。』
『呑気にですか、、?!』
『そうだ、俺が死んだ時は、兵団は全滅だ。』
『そうですね!!!
兵長がイチバンです!!!』
アンは満足そうに笑った。
その笑顔が飛び切り、愛おしいと思った。
、、、、、
『じゃ、そろそろ部屋に戻りますね!
また明日の前祝いで!!!
おやすみなさい!!
兵長!!!』
そう言って、
アンは俺に抱きつき、口付けして部屋を後にした。