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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第25章 生命





エルヴィンが奪還作戦に参加することになった。


そして、巨人化する注射を託された。




ついに、その時がくる。









、、、、、




明日を前日に控えた夜。


深夜まで及ぶ準備が終わり部屋に戻る。




すると、ドアの隙間から、薄っすら明かりを感じる。


電気を点けっぱなしにした、



そう思って部屋を開けた。







『兵長、お疲れ様です。』



ソファにアンの姿があった。




悪阻がきついんだろう、腕がやせ細って見える。


『おい。横になってないと、身体に悪いぞ。』



『兵長の顔が見たくて、つい。』



アンはそう言って笑顔になる。


久々に、アンの笑みを見る。


『大丈夫なのか。』



『はい。』




ソファに腰掛け、アンを優しく抱き寄せる。



『兵長、、、


逢いたかったです。』




『俺は、毎朝お前の顔を見ていた。』



『寝てたら、逢ってないのと同じですよ、、。』



『じゃ、久々だな。』



『そうです!! お久しぶりです!!』


アンは、再び笑顔になる。


その顔を見て思わず、口付けをする。




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