第24章 関係
少しの間、沈黙が続いた。
、、、、、
風が俺に吹いた。
久しぶりに感じる、風の匂い。
、、、、、
『リヴァイ、
自然を感じてる?。
この前も花壇を枯らしていたけど、
花たちは、貴方の心を表している。』
『何故、それを知っている。』
『それって?』
『花壇ことだ。』
『え、今更どうしたの。
エルヴィン団長から倒れたって連絡貰って、
数時間だけだけど、貴方の所に行ったじゃない。
ほら、あの足首怪我した子にも逢ったし。伝えて貰って。』
『来てたのか。
あの時、来てたのか!。』
『知らなかったの。』
『ああ、ぐっすり眠ってたからな。』
『そう。おかしいわね。
でも、もう済んだ話はいいわ。
それより、、、』
『じゃ、あれはなんだ。』
ユカの話を遮った。
『他の男と2人で、楽しそうに宜しくやってたのは。』
『なにそれ。』
『街のレストランだ、
お前に逢いに行った時。』
『あれは、同期と飲んでただけよ、、。
ねぇ、話をすり替えないで。
それに、もう関係ないでしょ。』
ユカは、立ち上がろうとした。
『待て。』
ユカの腕を掴もうとした時だった、
『触らないで。』
避けられた。
『兵士長ってストレス溜まって大変なんだろうけど、
貴方、あまりに心が弱すぎるわ。
私、少し貴方を買いかぶりすぎてた。
責任持って、お相手の方と、お腹の子を大事にするのよ。
もう会うことはないわ。』
、、、、、