第24章 関係
ベンチに腰掛ける。
生きた心地がしない。
俺は、今からあいつにえげつない話をしなくてはならない。
自分が最低すぎて。
何もかもが。
本当に最低すぎる。
『リヴァイ!。』
『どうしたの?。急に!。』
ユカが小走りでくる。
髪をポニーテールにしていて、
久しぶりに見る姿は、やはり綺麗そのもの。
『突然すまない。
話がある。』
俺の張り詰めた空気を、ユカは感じとった。
『どうしたの。』
『ユカ以外の奴と関係を持った。
そして、子供ができた。』
『なにそれ…。』
『すまない。ユカとは、もう一緒にいれない。』
『話が突然すぎて…。』
『ああ、そうだよな。
久しぶりにあって、他の女とセックスして、
子供ができたから、別れたいって。』
『本当なの…。』
『本当だ。わざわざ昼間に呼び出して、冗談なんか言わない。』
『リヴァイ、どうしちゃったの。』
『どうもこうもない、これが俺だ。』
『そう。』
、、、、、