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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第24章 関係




連日の訓練に、執務、

アンと身体を重ねる日々、



身体がだるい。

でも、余計な事を考えなくて良い。




そんな思いをよそに、
俺の変化に気付いているあいつは、呼び出してきた。



『入るぞ。』




『ああ、リヴァイ。ちゃんと来たな。』


エルヴィンだ。




『自分が呼び出されている理由が分かるだろう。』



『どうだかな。』


『連日、部下を呼び出して、

身体の関係を強要している。


大事な奪還作戦の前に、兵士長たる者どういうつもりだ。』


『強要じゃない、お互いの合意があってこそだ。』


『そうか。

リヴァイ、目の前の大事なものはなんだ。



ユカはどうするつもりだ。』


『あいつの話は、今は関係ないだろ。』



『関係ないのか。本質を見失うな。

そもそも、アンは、お前に連日抱かれて、どうなってる。』


『どうって。』



『健康な男女が、毎日身体を重ねていて、
何もないと思っているのか。』




エルヴィンの確信をついた言葉だった。


『まさか…。』



『リヴァイ。

まず1つずつ解決しろ。

ユカと離れるんだ。

そして、アンの事をどうするか、考えろ。』




目を逸らしていた…現実が押し寄せてきた。









俺は、何がしたかったんだ。
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