第17章 恋人
医務室のドクターが言うには、
軽い捻挫で済んだが、1週間くらいは安静にした方がいいとのことだ。
本人は、ショックで倒れそうにしていた。
落ち込んでいるオーラが凄い。
わかりやすい奴だ。
『お前は、今日はここで腫れが引くまで休め。
落ち着いたら部屋に戻っていい。
明日からの指示は、別途連絡する。
安静にしとけ。』
『リヴァイ、兵長、、、
ありがとうございました、、。』
『ああ、誰でも失敗はある。気にするな。』
『はい!!!!』
その言葉が響いたんだろうか。
蔓延の笑みで、応えた。
犬みたいな奴だな。
これ以上、部下の怪我は勘弁だ。
早く戻って、細かく指導しよう。
そして、早く明後日が来い。
何を考えるにも、
最後は、
必ず早く明後日が来い。