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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第13章 親



『あんたは、助からない。』




『ああ、リヴァイ。


1つ心残りは、あの娘を捉えられなかったことだ。

あの不思議な能力の娘だ。』





『ユカのことか。


なぜ、あいつを知った。』



『あの娘と同じ能力を持つ女に酔ってたんだよ。


王都の美しい女だった。



きっと、王都の誰かが匿ってんだろ。


中央憲兵も王都には、手を出せねぇ。』


『あいつの何を知っている。』



『娘のことは知らねーが。


女の方は、何かの生まれ変わりみてーなこと言ってた。


一度だけ、その女の事を抱いたことあったが、、』


『おい、まさか、、、』



『ハハッ。馬鹿いえ。全然顔がちげーだろ。



でも、その女の娘で、間違いないだろう。』



『母親は生きているのか。』


『いや、死んだ。』



『名前はなんだ。』



『アカリ・セレクタ…。』





……………





ケニーは、最期に、


母さんの兄貴だと言って逝った。
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