第5章 仰せのままに
運命の日、Xデーと云うのは突然くるモノで。
可笑しな点は幾つもあった。
構成員が少なかった。
やけに静かで、可笑しいくらいだった。
慌てた治さんは走って上の階に走って行った。
その数分後、治さんからの電話があって、その声はやけに落ち着いていたが、云っている事は焦っていてそのミスマッチが不気味だった。
『今すぐ家に帰って。何もしなくていい。待っていて。それで無事でいて』
云われた通りに急いで家に帰って、何かあるかもしれないと隠し部屋に居る事にした。
治さんが帰って来たのは丁度1時間後くらいだった。
時計を見てなかったからよく覚えていない。