第16章 新しい出会い
かおるさん達にお風呂を勧めてすぐ寝れるようにして机を囲んで話を始めた
「私、翡翠と申します」
『月柱の月影あかりです』
翡翠「ッ!柱!!......今日は本当にすみませんでした」
言って私達に頭をさげた
『頭をあげてください』
頭をあげたのを確認して喋り出す
『出来ることは鬼と戦うことだけじゃない、他にも出来ることは沢山あります』
翡翠「え............」
『よかったら、私の屋敷に住んで怪我人の手当とか家事とかしてくれませんか?』
翡翠「え............」
『これからは子供達も住むので私もずっと見てられませんし』
翡翠「え、私なんかでいいんですか?」
『ええ、良くなかったら誘いませんよ』
翡翠「ッ!ありがとうございます!精一杯やらせていただきます」
『一緒に住むんだからそんな他人行儀にしなくても敬語なしで気安くあかりって呼んでね、ひすいちゃん』
翡翠「いえ、流石にそれは.......」
まあ、しょうがないか....
『よろしくね.....翡翠』
翡翠「はい、よろしくお願いしますあかり様」
こうして家族が増えた
かおるさん達は次の日から仕事に行ってしまった