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絶望の果てにあるもの

第1章 幸せを掴むとき




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絶望の果てにあるもの
幸せを掴む時
「君は賢い子だ。流石はギンの娘だ。阿散井恋次を監視する為に十一番隊に志願したというわけか…」

『そうです。まさか…裏切ったとか思うとったんですか?そんなわけないやないですか。あたしはどこまでも…藍染隊長について行きます。』

「そうか…それを聞いて安心したよ。さぁ…隊舎に帰りなさい。」

『はい』

レンは五番隊隊舎を出た。
そして…そこで雛森と出会った。

『(あの人…疑ってへんやろか…?ホンマの理由は四席になって…アンタが作った虚を倒す為や。せやけど…一番の理由は恋次を守る為や。統学院時代から…恋次の事が…好きなんや…///)』

レンはそんな事を考えながら…
十一番隊隊舎に向かった。






「レン…遅かったじゃねぇか…」
隊舎に戻ると十一番隊第三席。斑目一角に声をかけられた。
十一番隊は男ばかりの隊。
その隊に入隊した…
五番隊副隊長の娘。
一躍…有名人になったわけなのだ。

『すんまへん…藍染隊長にギンのサボり癖を治す方法を真面目に相談されてしもて…。』

「災難だったな…。たしか…前にも相談されてたよな…。」

『はい…。ギンもちゃんと仕事すればええのに…すぐにサボるし…』

レンは呆れたように言う。

「お前さぁ…なんで市丸副隊長のこと…呼び捨てにしてんだ?普通…父さんとか…呼ぶだろ?」

『最初からそうですよ?父さんとか呼ばれたないみたいで…』

「なんだそりゃ…。」

『おかしいですよね…。
「たしかに…変だよなぁ…。」

『はぁ…。そうですよね…。』




そして…
いつの間にか…
時は過ぎる。

三番隊隊長。市丸ギン。
三番隊副隊長。吉良イヅル。

五番隊副隊長。雛森桃。
六番隊隊長。朽木白哉。
十一番隊第四席。市丸レン。

十一番隊第六席。阿散井恋次。

となった。
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