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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第599章 ずっといっしょ…2恋人達編1


 雅紀&潤の マンション

雅紀「悠紀。 明日も休みなんだろ? 泊まって行かなくていいのかよ?」

悠紀「…… 兄ちゃん……いいのか泊まっても? 潤さんはともかく。潤さんが好きなんだ! って。隠しきれないオーラを醸し出してたくせに? 昨日…兄ちゃん」

雅紀「そっか ……気づいてたのか……」

悠紀「アレそうなのかな? って 思ってたけどさ。昨日で確信したね。 と言う事で。 2日もお邪魔するような無粋な真似したくないしね。 父ちゃんの方の、じいちゃんとばあちゃん達と、 夕飯を一緒に食べて。母ちゃんの方のじいちゃんと、ばあちゃんの家に泊まる約束したからさ」

雅紀「それは喜ぶね」

悠紀「それとさ……」

雅紀「それは…… 究極のじいちゃんばあちゃん孝行だね」


(ホントにね。 兄貴思いの良い弟だよ)

悠紀『 俺は気付いてない。スタンスで行くから』
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潤「 俺の事も認めてくれてさ。そうそう割り切れるもんじゃないじゃん?」

(潤はね。 あの日の事故で追突して来た相手の車。っていう意味で中々許すには勇気のいる事だよね? っていう意味で言ったんだよね)

雅紀「ホントに、俺と悠紀だけの認識の、 兄の恋人があの日の事故の……違うよ」

潤「雅紀?」

雅紀「 確かにね。事故で、 潤の家族の車が、俺達家族の車にぶつかり合った形ではあるけど……俺達と、潤のお母さんの車にぶつかってきたのはあの人だもん……互いに犠牲者なんだから。許さない、って言う感覚なんか湧くわけないじゃん?」

潤「 本当にそう思ってくれるのか? ずっと勘違いしてた、事故原因の真実を知ってからさ。雅紀のお父さんお母さんと。悠紀さんに対して。怒りがスーッて消えていってたんだけど……同じ思いでいてくれたんだ……良かった……」









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