蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第526章 夢でしか逢えない 2-2
和也&智&雅紀
居酒屋
雅紀「翔のクラスの1-Aは、メイド喫茶とお化け屋敷やるらしいよ。潤のクラスの3-Aは屋台で、カレーと焼きそばとお好み焼きをするってさ」
和也「メイド喫茶!?」
智「 文化祭あるって聞いてたから 、何やるの?って聞いたんだけど、メイド喫茶をやるなんて、翔ちゃん一言も言わなかったよ」
和也「翔ちゃんは…メイドですよね?」
雅紀「そう。俺んとこにはさ。俺から聞かなくても、いろんな生徒が勝手にペラペラ喋ってくれて。情報が入って来るからね。間違いないよ」
智「まぁ、さ。潤くんのメイドとか見たい…とか思ってるでしょ?」
雅紀「 思ったよ『潤のクラスは王道で行くんだな。2-Bだったかが、ファッションショ-するって。その中に女装するヤツもいるんだってよ。潤は、 顔立ちがはっきりしてるから、 メイクとかして、メイド服を着たら似合うと思うんだけどな』 そう言ったらさ。メッタンコ怒られたの『気色悪いこと言うな!って」
和也「翔ちゃんも 見た目の可愛らしさと違って、絶対に女装なんかしない!ってタイプなのによく許可したね?」
雅紀「多数決で決めて、負けたらしいからね」
智「つい、この間まで クラスメイトとかと、 喧嘩とかして嫌がらせもされてたのに随分と、みんなと仲良くなったんだね。 嬉しいんだけどさ」
雅紀 「主に嫌がらせしてた奴らが、自ら海外留学してったじゃん?その後ねハッキリ言って傍観者だったクラスメイト達は、潤と翔と仲良くなりたかった奴らばっかだったからね。二人に謝って。二人も許して。急激に仲良くなっていったんだよ」
和也「良かった…ねぇ、まぁくん!翔ちゃんの メイド見たいの!俺と智くんも文化祭に行けるんだよね?」
智「あ!オイラも翔ちゃんのメイド見たい!」
雅紀「OK!任せなさい!」