蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第411章 Twin ray 2 番外編6
ジュン 「ところでショウ、あの事はどんな説明したのだ?」
ショウ 「そ、そうい兄上はどう説明されたのですか?」
カズ(うーん。 悩みがない私の、悩みと言えば、物事が何でも見え過ぎてしまう所…なんですが…『家族ごっこ』をしていてもショウ王妃と、ジュン妃の会話は聞こえて来る訳で…)
サトシ(こう見えて私も、 隣で 可愛げのない事を考えているであろう、御仁程ではないけれど、 察する能力には長けているので、ショウ王妃様と、ジュン妃様の会話は聞こえてるのです)
マサキ( 少し可愛げのない鋭い御仁と、 自然体でいながら鋭い御仁… お二人に比べたら私は…と思われているでしょうけど… 私はこう見えても分かるんですよ?ジュン妃様とショウ王妃様の会話も)
ジュン「ジュンマ王子のブゥに、紛らわしいせて…」
ショウ「トーマ王子と、レイジ王子のブゥで煙に巻こうと思ったのですけどね…」
カズ.サトシ.マサキ(あー!確かにお答えを聞いてない!」
ジュン「マサキ王の気持ちも分かるのだ。 己以外の男と情事を… 家族を助けたいが為の言葉でも、彼の立場になったら申してはならぬ事だったと…しかし、己の息子のジュンマ王子に迄嫉妬するとは…なぁ?」
ショウ「そうですね。カズ王とサトシ王の気持ちも分かりますね。 己以外の男と情事を… 家族を助けたいが為とはいえ、彼らの立場になったら堪らなぬ事だったと…しかし、己の息子のトーマ王子とレイジ王子に迄嫉妬するとは…ねぇ?」
ショウ「ばかだなカズ王、サトシ王は」
ジュン「ばかだなマサキ王は」
ショウ「暖かく、自分を守り愛してくれるサトシ王に、カズ王。暖かく包み込んでくれる二人に感謝しているというのに…嫉妬などする必要ないのに…」
ジュン「暖かく、自分を守り愛してくれるマサキ王。暖かく包み込んでくれる人に感謝しているというのに…嫉妬などする必要ないのに…」
カズ.サトシ.マサキ「ひっ、うぅ、えっ」
トーマ「カジュ おおじ?」
レイジ「サトチ おおじ?」
ジュンマ「マチャキ おおじ?」