第363章 笑って生きて行く 2-4

翔『僕ね…』

翔side

茉莉花(まりか)「ふぅ」

ジェンガに息を吹いている茉莉花ちゃん。4才の可愛い女の子

雅紀「こら!マリちゃん？何ふぅしてんの？」

陽向(ひなた)「そんなの!翔ちゃんに勝って貰いたいからだよね？マリ」

茉莉花「うん!」

雅紀「うん!って…」

昼食を挟んだとはいえ、10時過ぎに園に来てから僕と雅紀先生

なぜかずっとジェンガしてんの

胡桃(くるみ).茜(あかね)「わたしたちと、マリちゃんVSまぁくんセンセーと、ひなたくん、ひろとくんで戦おうよ？」

園で暮らす子達、皆良い子ばっかなんだ

小学４年生の 陽向(ひなた)くん

５才の 大翔(ひろと)くん

小学3年生の 胡桃(くるみ)ちゃん

小学2年生の 茜(あかね)ちゃん

４才の茉莉花(まりか)ちゃん

今、学校でいないけど

高校1年の駿(しゅん)くん

中学3年の蓮(れん)くん

中学2年の怜皇(れお)くん

中学2年の琴音(ことね)ちゃん

中学1年の咲良(さら)ちゃん

僕がこの桜園に遊びに来る事、当たり前に受け入れてくれて

一緒に園のリビングで宿題をしたり、二宮家に招待して

誰かの誕生日をお祝いしたりしているんだ

僕は、雅紀先生が何事もなかった様に、いつもの 通りにいつもの態度で、僕と子供達と遊びに熱中してくれるのをありかだく想いながら

潤先生が、 今、厳しい表情で田辺園長先生と話しているのが

心配掛けちゃったのが申し訳なくて…

何で話しちゃったんだろう？

絶対に、智にぃにも、カズにぃにも伝わっちゃうよね？

どうしよう？