蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第36章 Twin ray 恋人達編2
ショウ「はぁん……」
カズショウ「王子? 胸の飾り、気持ち良いのですか? スゴイ尖ってますよ?」
軽いタッチで、爪先で、カリッと
ショウ「ひゃん……」
カズ「ショウ王子? 次はどこに触れればよろしいですか? 仰って下さい」
ショウ「なぜそんな意地悪言うんだぁ……」
カズ「ショウ王子の良いトコを早く見つけて愛したいのです」
言いながら、胸の飾りにチュッとキスを落として
ショウ「キベンだ…… あっ」
同時に、綺麗な蕾を左手の人差し指で触れた瞬間
ショウ「ンン…… っ」
細い、美しい白い足を強張らせて、抵抗を……
なら…… と 指先をツプっと中に、ほんの少し入れた瞬間、キュッと締め付けられ……
指に絡む感触が気持ち良くて…… ショウ王子の 顔を見ると
必死にイヤイヤと首を横に振りながら、けれどその瞳は何か訴えかけているようで
カズ「ショウ王子?」
少し奥に進めて蕾の中掻き混ぜてみる
ショウ「いあ…… だっ …… めってばぁ……」
私の腕を太ももで挟み、これ以上のはダメだと…… というより無意識に力が入ってしまうのだろう……
ショウ「怖くないですよ…… ショウ王子」
ショウ王子の色気に…… 私は降参、限界なのは私……
カズ「力を抜いて下さい。ショウ王子……」
言葉で宥めながら、足を両手で割り開き
ショウ「なっ、なにをっ…… ぁん!」
カズ「待って! ショウ王子!」
私が唇でショウ王子の蕾に触れた瞬間、必死に、もがき逃げようとする身体
カズ「大丈夫です。ショウ王子。貴方は一人じゃないのです。これからずっと私がお傍にいます」
そう囁いてもう一度蕾にキスをすると
すっーっと力を抜いたショウ王子。 嗚咽を漏らしているのを感じる……
どれだけの日々を、様々な孤独を抱え生きて来られたのですか? 貴方は誰よりも愛されてしかるべき美しい方なのです……
ショウ王子……