蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第250章 追憶のキミ 13
智side
和也「初めまして大野智です」
翔「初めまして… 櫻井翔です…」
今日は課外授業の日だ
智「翔ちゃんと、話しさせてくれ」
相葉くんに無理を言って
初めて言葉を交わした翔ちゃん
19歳 って話なんだけど
間近で見た翔ちゃんは、凄い美少年で。一見すると、女の子みたいな綺麗な顔してて、色も白くて
しかし… 翔ちゃんから一番感じたのは… 気品溢れる高貴さ… だった
だけど… 顔見知り程度のオイラに話し掛けられた事にナンで?
って言う感じの、ちょっとオドオドした表情の翔ちゃんが
可愛いと言うか…
オマケに翔ちゃん、警備員の仕事に入る前の緊張感漂う中に、話掛けられた訳で
オイラも仕事着だし、直前には相葉くんの副担任だって言う
二宮くん?とも挨拶していた翔ちゃん
翔「雅紀?」
もう何なの?って感じで、相葉くんに視線を送ってて…
チョッとね… 城に着いたの。オイラの方が遅れたのが悪いんだけど
挨拶。二宮くんの後だったのが… 悔しいなって
挨拶しながらね?少し離れた場所から二人の視線を感じるしさ
相葉くん曰く。二宮くんと同じ、副担任の松本先生のね
二宮くんは、オイラと同じ、翔ちゃんを気に掛けてる感じがしたけど… 松本先生は… どちらかと言うと、相葉くんの方を気に掛けているんかな?