蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第213章 ずっといっしょ…11
俺も、翔ちゃんとの再会とか
凄い大事な話するのにさ。飲みながらってのは どうなの? って思ったんだけどね
オイラの中に、カズの想いがスって入ってきて
双子だからかな? 良くある事で…… 翔ちゃんとの再会。シラフじゃ冷静に話せそうに無くて
けど結局…… やはり大事な事は、家で話してからって事になって
翔ちゃんとの再会のタイミングと、方法話し合って
その日のPM15:30頃
和也「前々から決まってたんだよ。高校の時の同級生、こっちで就職し直してさ。丁度今日飲もうか? って約束してたもんだから」
智「まじか…… 以下同文。オイラもなんだけど…… 」
今日の今日に重なって…… せっかく相手から逢いたいって言ってくれたし、同級生にも逢いたいなって
PM20:00
智「不思議だね。オイラ達」
和也「不思議だね。俺達」
何て事話しながら、行きつけのBARに
そこで高校時代の同級生に再会して。そこでも 運命のいたずら? 的な事が起こったんだけど……
順番的に
オイラは
俺は
翔ちゃんが大切だから。先に翔ちゃんの話からするね
智「翔ちゃん18だよね? 朝、清掃員の制服着てるって事は。大学行かなかったんかな?」
和也「仕事終わってから急いで大学に向かってるとか? けど夜中はコンビニでバイトしてるし…… 翔ちゃん生活苦しいのかな?」
あまり考えたくないけど……
智.和也「お姉ちゃん…… 女手一つじゃ…… 苦労してんのかな……」
それが正しいんじゃないかっ…… て思えてきて。すげぇ胸がギュってなって
智.和也「16:00頃、いつも病院に居るし。そこで声掛けよう」
そして
和也「翔ちゃん居ないね……」
智「そんな…… 翔ちゃん」