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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第206章 ずっといっしょ…4


 某地方

 雅紀.潤side

 10年前2009.8月

 俺、相葉雅紀。中学3年生。夏休みにね父方のおじいちゃんとおばあちゃんの田舎に、父ちゃんと母ちゃんと弟と帰省したんだ。母方の田舎にはお盆に帰省したの

 友達はさ

『中学にもなって親と行動なんかヤダネ』

 ってさ。俺は全然恥ずかしくないけどな

 雅紀『じいちゃん、ばあちゃん、相変わらず凄いパワフルだったね!』

 従姉妹達とも遊んで楽しかったな。相葉家の従姉妹ね。父ちゃんの妹の叔母ちゃんの所も、父ちゃんの弟の叔父ちゃんの所も。二人ずつ、女の子ばかりだからさ

 綾取りとかママゴトとか(笑)してた。4歳下の弟は(小学5年生)

 悠紀(ユウキ)『女の子の遊びばっかりでさ。つまんなかった。プールは楽しかったけど』

 って(笑)

 雅紀『そうかな。俺は楽しかったな』

 まだ小学1年生に。3年の子が二人に4年生だからさ。可愛いかったしね


 俺、松本潤。中学3年生。来年の高校受験に向けて塾に通ってる。夏休みなんか無いと一緒

 余りに根詰めて勉強したから? イライラしてさ、母さんに当たっちやって…… 悪いと思うし反省すんのに…… 俺短気だから

 潤夏(ジュンナ)『潤! 気晴らし! 映画見に行こう?』

 女手一つで俺を育ててくれる母さん。親孝行しなきゃな……

 潤『行こうかな』

 潤夏『ホントに?』

 潤『何だよ?』

 潤夏『明日は雪かな?』

 何だよ。人が折角さ…… でもそう言われる位俺母さんと話とかあんまりしなかったんだって……

 潤夏『潤! 映画楽しかったね』

 凄い、はしゃいでた母さん…… また一緒に出掛けようかな? 





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