蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第187章 エースの涙 14
やっぱりね…… 向こうのチームが練習試合許可した中に、向こうチームのスタメンが控えの選手だって事……
和也「橋本先生、櫻井先輩に勝つ自信がないんだよ。だから向こうのスタメンは控えの選手でとかさ……
智「だね。本当、櫻井先輩の敵として戦わなきゃなんないなんてさ…… 」
和也.智「悪いけど…… 櫻井先輩が勝つように祈っちゃうと思う……」
それに…… 櫻井先輩のボールが打てるっていう
楽しみもあったしね
翔side
本当はさ橋本先輩には、言いたい事は沢山あるよ。けど、本当に部活内で、必要最低限の野球の事だけ話すだけで…… 俺には精一杯
関わりたくない人なんだ
それに…… 一年生達に、実戦経験させてあげたいしね?
-試合中- 一塁側ベンチ
控えとはいえ、相手は強くて…… じゃない
和也.智.雅紀.潤(櫻井先輩……(翔ちゃん)(翔の為)俺達(オイラ達)が、打たなくちゃさ、勝たせてあげられないんだよな)
潤「監督…… 去年の事とか考えると、翔の相当の努力で今があるんだと思ってます。昨年、はっきり言って監督は子供可愛さに…… すいません。出しゃばった事言い過ぎました」
橋本「イヤ構わない。あの時の私は、役員達の上に立つとか、子供が部活内で、学校内で優位な立場に立つ様にとか…… 本当馬鹿らしい事に執着していて……」
野球部員達「かっ飛ばせー! サークライ!」
和也「その話は又…… 今はウチの大エースが。四番バッターが頑張ってるんですよ? 応援してあげましょう?」
和也.智.雅紀.潤(橋本の思惑通りになんて……)
智「そうですよ…… えっ?」
-ドゥウン!-