にんかつ!〜もうっ♡そんなに入れちゃらめぇっ♡♡〜
第3章 リビングとマットレスとダイニング
「はぁ……ふぅ、ゼエハァ……」
秋也も流石にこれは体にきたと見え、顔中を滴る汗を拭う余裕もなく、苦しそうに喘いだ。
ふ、と気づくと、腹のあたりに温かいものを感じる。
また有羽の中から精液が漏れているのか?とおもったがそうではない。有羽のワレメから、チョロチョロと水が流れ出ているではないか。つまり、彼女は快感のあまりお漏らしをしてしまったのである。
「おやまあ」
秋也はその辺に置いていたバスタオルを手に取った。こんなこともあろうかと思った訳ではないが、念の為用意していたのである。
流れ落ちたものや、自身の腹を拭いたあと、有羽の股間を丁寧に拭ってやった。
不思議と嫌な感じはしない。
スカトロ趣味があるわけではない。しかし愛する彼女が身体の底から感じてくれた証だと思うと、愛おしさしか湧き出ないのだった。
もう1枚タオルを取って、今度は有羽の顔を拭いてやった。汗と涙とヨダレとでべちょべちょのぐちょぐちょである。
「可愛いよ、有羽」
ぽつりとそう呟いた。
しかしさすがに無理をさせすぎたかもしれない。結局休憩にもなんにもならなかった。
気づけば窓の外ではもう日が傾いている。
秋也は自身が抜けてしまわないようにゆっくりと動いて、マットレスに横たわると、有羽の背にぴたり寄り添った。タオルケットを彼女の体にかけ、そのまま眠りについた。