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午後のひととき ~tea time lover~ *イケ戦*
第1章 珈琲慈光
やっと朝が来た。
気分は遠足が楽しみすぎて眠れなかった小学生だ。
窓を開けて、晴れを確認した安堵感。
気温もそれほど下がらなそうだ。
「行ってきます」
昨日から仕度してあったから出るのも簡単で、火の気がない無人の隠れ家にそう言い残して、を迎えに行った。
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