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オサナナガール

第4章 オレンジ色の


side翔

翔「あった?」


隅「うん」


翔「良かったね」


隅「うん」


翔「じゃあ、帰ろっか。」


隅「その前に...話したいことあるんだけど、いい?」


翔「え?うん、いいけど?」


話?何の事だろう。
隅野さんが改まってそう言い出したのは告白された時以来だ。


いつも可愛らしく微笑んでいる彼女が、何かを悟ったような表情をしている。


こんな顔、初めて見た。


隅「私の誕生日って、覚えてる?」


翔「誕生日?......あっ、昨日...」


隅「うん、あたり」
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