第6章 濡れ羽色した少年のキモチ
??「・・・いち兄、どうやら動きがあったみたいだ」
一期一振「・・・・・そうか。やはり大人しくしていてはくれない、か」
??「きっと鯰尾も来るんだろうな、あいつがまさか自ら本丸に行くとは思わなかったが・・」
一期一振「・・・・」
??「骨喰も不安がっていた」
一期一振「・・薬研、皆を集めてきてくれないか?」
薬研「あぁ・・それは構わないが・・」
一期一振「・・あぁ。すまない」
誰も居なくなった部屋で、まるで祈るように胸に手を添える。
一期一振「・・・・あれほど私のもとには来てはいけないと言ったのに」
一期一振「・・・・」
切なげに揺れた瞳と共に囁いた名は、闇夜に静かに消えていった・・・。
=つづく=