第6章 濡れ羽色した少年のキモチ
監査官「・・・・・一期一振はの記憶を奪った張本人だからだろう」
加州「・・・・は?」
「・・・・・」
我関せずと貫き通していた監査官が静かに言葉を発した。
(一期一振がの記憶を奪った・・・?)
思わずまじまじとの顔を見つめる。
「・・・・」(ニッコリ)
すごく大事なことを言われたはずなのに、主は目が合うといつも通りに微笑まれた。
「実際、そんなことが可能か不可能かは分からないけど。それをここで何を考えても机上の空論だと思う」
が静かに懐にあった扇子を開き、口元を隠す。
「・・・・要はどこかに粟田口と共に引き篭もってる一期一振を見つけ出し、私の記憶ごと奪還せよ」
「そーゆーことでしょ?」(ニヤリ)
パタンっと扇子が閉まる音と共にが勝ち気に笑った。
今剣「わぁ!あるじさま、とってもわかりやすいですー!」
鶴丸「分かりやすけりゃいいってもんじゃない気もするが・・・まぁ直球なのは悪くない」
堀川「主さん。一期一振さんの奪還はかなりの危険が予想されます」
「危険は承知っ!」
嬉しそうに、が笑う。
「それに、一期一振が私を拒んでいたとしても、鯰尾だけでも兄弟たちのもとへ返す。鯰尾の寂しそうな顔はもう見たくないもの」
鯰尾「あるじ・・・っ」(キュン)
安定「でも、肝心の一期一振はどこにいるんだろう?」
「うーん。まぁ、、間違いなく因縁の」
「おおさ――」
皆「「「「大阪城」」」」」
「・・・・ご明答♪」(ニッコリ)