第9章 委員会決め
案の定、いじめっ子Aは放送委員に手をあげていた。
そして、私もあげる。
……ヒソヒソヒソ ヒソヒソ
また何か話してる…
つまんない人たちだなー…
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決め方は、運良くじゃんけんになった。
「最初はグー じゃんけんぽん!」
私はパーでいじめっ子Aはグー
だった。
そして私が放送委員になった。
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委員会決めが終わった次の休み時間
また呼ばれた。
いじめっ子Aたちに。
で、行くとこはやっぱりトイレなわけで。
いじめっ子A「私が放送委員に手を挙げてるのに何でお前も手を挙げるんだよ!」
知らないし。
やりたいものに手をあげて何が悪いの?
いじめっ子B「しかも、お前がじゃんけん勝っちゃったし」
いじめっ子C「マジで死ね!この、クズ!」
よく喋るなぁ
バカみたい
うける…クスクス
いじめっ子A「何、笑ってんだよ!」
ドンっ
あー。また押されちゃった
痛っ
いじめっ子A「お前の何をやっても澄ましてるとこがウザイんだよ!」
ゲシッ
痛っ
蹴られた。
それから鐘がなるまで何回も蹴られた
血が出ている場所もあった
やっぱり、めんどくさいと思ってしまうのが人間だ。