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二人のビー玉【文スト】[更新停止中]

第4章 太宰 中也 夏目 十五歳


「はぁ?」

治と中也は不服な顔をした。
「ヤダよ!絶対!何でこんな奴と一緒にやらなくちゃいけないのさ。」

中也も負けじと「なぁにを言ってやがるんだ!手前!張った押すぞ!ガキが!」

治も負けじと「ガキは君も同じだ!大体、僕よりチビなくせに!」
「なぁ~(怒)」「君はもう少し牛乳を飲んだ方が良い!」「余計なお世話だ!コノヤロー!俺は十五だ!此れから伸びんだよ!」


ユウリはその様子を苦笑いしながら見てた。
すると、森が静かに良い放った。

「二人とも黙りなさい。」

二人はすぐに静かになった。

森は振り返り
「中也君、自分が命令を拒める状態では無いことだと分かっているね?」

「ぐっ!」

「太宰君もだ」「先代派に知れたら私の共犯者である君も拷問を受けることになる楽に死ねなくなるよ。」

「其れが最適化である根拠は?」

「二人を組ませる理由は幾つかある。まずは、ポートマフィアでない人間の方が聞き込みが容易だし、中也君が裏切らないように監視も必要だ。そして、」

森は笑みを浮かべ「後は秘密だ。」

中也と治が首領の部屋を出た後、ユウリは森から別の任務を言い渡された。

「夏目君、君には彼らに余りバレないように見守っていて欲しい。そして、もし彼らに本気で危険が及んだ時はサポートをして欲しい。」

ユウリは微笑みながら「了解です。首領」

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