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白の私、黒の貴方

第3章 アレン、入団する


科学班フロアに着くと、徹夜明けのすぐにでも死んでしまいそうな科学班の人たちの姿があった。


「あぁリナリーとみずきか……どうしたんだ…?」


「コーヒー配りに来たの。大丈夫?今何日徹夜してるの?」


「えーと…今3日目だな……。おーいお前ら!リナリーとみずきがコーヒー配りに来たってよ!」


「んあ?ホントだ……。こっちにコーヒーくれ!」


「こっちにも!」


次々と机の上に伏せていたみんなが起き出してくる。なんだかゾンビがムクリと起き上がってくるような光景に、思わず苦笑いする。
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