第6章 想いが届く日
「そうか、よろしくな!みずき!」
「よろしく」
「よろしくね、お姉ちゃん」
「よろしく、モモさん、クラックさん、イーズくん」
ティキの仲間だったら信用できるだろう。そう思って私は3人に笑顔を向ける。そういえばティキと会った時はすぐに信用できたな。なんでだろう?
色々考えていると、いつのまにか私とティキの2人だけになっていた。
「あれ?3人は?」
「ちょっとみずきに話があるからって先に行ってもらった。結構騒がしかったはずなのに気づかないなんて、どんだけ集中して考え事してたんだよ」