第4章 再会
「はい、ストップ。喧嘩は終わり。ユウ、言いたいことは分かるけど流石に言い過ぎ。そこの少年は止めに入ったんじゃないの?自分までしてたら意味ないじゃない」
そう言って2人の手を離す。ユウはチッと舌打ちして蕎麦を食べ始め、少年はすいませんでした…と少し落ち込んでいる。私は溜息をついてファインダーと少年に向き合う。
「でも、ユウの言うことも一理あるよ。追悼するのは良いけどここじゃなくても出来るよね?それに死にたくないのならこの仕事を辞めればいい」
「あと、貴方達は好きでここにいるのかもしれないけど、エクソシストの中には好きでここに来たわけじゃない人もいるから。それはちゃんと分かってよ」
そう言って私はジェリーさんの所へご飯を取りに行く。ものすごく視線を感じるが、気が付いてないフリをした。黙々と食べていると、少年とユウがリーバー班長に呼ばれる。