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ボーダーライン 【爆豪派閥】

第7章 正義と不義の表裏一体


ヒーロー名考案にあたり、ドラフト指名数が公表された。

「例年はもっとバラけるんだが、三人に注目が偏った。」

轟君3500、爆豪君2900、私が1500。ん!?1500は!?体育祭実際順位の1位2位逆転も気になるけど、1500の事務所が私を推してくれてることに驚きが隠せない。嘘でしょ、私そんないい所見せた覚えないんだけど。

「これらを踏まえ、お前らには指名の有無関係なく職場体験に行ってもらう。仮ではあるが適当なもんは、」

「付けたら地獄を見ちゃうわよ!!!」

ドアを豪快にあけ妖艶に色気を振りまきながら入ってきたのはミッドナイト先生。相変わらず危ない衣装、だけどスタイルめっちゃいい、おっぱいでかい。

相澤先生は「俺はわからん」と寝袋を取り出し眠る準備に入った。どこから出たんだろうか、その寝袋。前からフリップが回ってきてとりあえず15分間自分で思案することに。小さな頃からどんな名前にしようかなって漠然と考えてはいたけど、いざ文字にすると難しい。あーでもない、こーでもないと繰り返すこと数回。

「それじゃ、そろそろ出来た人から発表してね!」

まさかの発表形式!ちょっとこっ恥ずかしいな。そう思っていたら一番手の青山君がまさかの短文。いいのかそれで。三奈もなんか変なの出してきて空気も変になった。どうするんだこの空気...!

「小学生のときから決めてたの、梅雨入りヒーローFROPYY。」

「可愛い!親しみやすくていいわ!」

梅雨ちゃんの発表で空気が変わった。有難うFROPYY。そこから切島君、響香、障子君と次々に決めていく。何だが取り残されてる感じがして少々焦る。

「後残ってるのは再考の爆豪君と飯田君、原操さん、緑谷君ね。」





私のなりたいヒーロー像、私の名前。私を表す言葉、これしかないよね。
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