第1章 プロローグ
『ちょっと、やだ! 離して』
「は? おいおい、誰がお前を離すかよ。」
私の両腕を後ろで縛りながら、ヴァンは甘く囁く。
『ん、あ』
「良い子だね、真白」
私の耳に舌を這わせながら、サディアスは言う。
『ふぅん…んああっ!』
「ほんと、嫌がる割には毎度いい反応だね♡」
胸の先端に歯を立てながら舐めるロイド。
『ああっ…やだ! ああ、それ』
「淫乱なんだから素直に喜べばいいじゃん」
愛液が溢れかえった蜜壺にしなやかな指先を
まばらに動かしながら、ジルは速度を上げる。
『あああ! やばい、い…いっちゃ、いっちゃうから!」
「イけよ。あんたは俺たちから逃れられない。」
私が絶頂に達する寸前、
視界に映ったルイスは
ニヤリと笑って私の首筋に噛み付く。
それは私の快感、刺激となり、
『ああ…ぁ、もう、だ、め…ぁぁああああ』
皆に見守られながら派手にイってしまった。
『はぁ、はぁ』
足はガクガクになり、頭は虚ろになる。
そんな私だが、
ヴァン
「まだまだ余裕だよな。真白」
『へ?』
ロイド
「もっと気持ちよくなろうね?」
それで終わるわけがない。
ルイス
「今度はあんたが俺たちをご奉仕する番だ」
私は5人のヴァンパイアから愛し愛されて
今宵も乱されまくる。