イケ戦🍀現パロ噺 *お試し作品*(同名チャット有)
第3章 約束
『上り線のピークは4日から5日となりそうです。ちょうど週末ですね』
『そうですね~。天城さんはゴールデンウィーク、どこか行きはったんですか?』
『私は自宅でゴロゴロしてました』
『出ぇへんかっt』プツッ
「私も出なかったわ、悪いかミヤネ屋」
テレビに悪態をついて、ソファーの背もたれにドカッと背中を預けると、玄関のチャイムが鳴った。
「...ったく、誰だし。はいはい」
嫌々、チャイムフォンまで行って受話器を取る。
「どちら様ですか」
『お届け物です』
しまった。
宅配なら居留守使えばよかった。
そんなことを思いながら判子を探し出して玄関へ向かう。
ガチャ―――――
「.......え......」
「お待たせしました。福岡から『俺』のお届け物です」
ビックリしすぎて、何が起きたのか分からなかった。
「驚いたか?なら成功だな」
ニカッと笑った政宗が、そこにいた。
完......?