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No one else【あんスタ】

第6章 スバル君が彼氏だったら



冬の寒い夜、スバルはあんずを家に送っていた。
もうすぐで家に着いてしまう。
スバルは名残惜しむように繋いだ手をキュッと握りしめると、ふと歩みを止めた。

「俺、すっごくいいこと思いついちゃった!」

明るい笑顔で見つめた後、スバルはあんずの手を引き寄せる。

「ねぇっ!俺と結婚しよっ?そしたら、ずーっと一緒にいられるよっ☆」

にこにこと屈託のない笑顔でそう言うと、スバルはあんずの頬にチュッと口付けた。


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