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幽霊男子は如何でしょうか。

第1章 はじめに


こんな雨が降る日はアイツであった日を思い出すな。
あの日は確か、いつも通り学校に行って、バイトで疲れて帰ってきて、早く寝ようと思ってお風呂に入ったんだ。んで、その後リビングに戻ってきたら…

「懐かしいなあ…」

あれ、アナタ、もしかして聞いてたの?
あ?気になる?アイツが誰なのか。
うん、そうだね、アナタになら話してもいいかも。この話は実は、誰にもしたことないの。もちろん、家族にも友達にも。アナタが初めてなんだから。


私がこれから話すことは全部真実。
本当にあった話で、私が大学生の時に体験した話だよ。
絶対に信じてよね?今の私があるのは、アイツのお陰でもあるの。あの時は感謝の言葉なんて、伝えることが気恥ずかしかったけど。けど今アイツに逢えるのであれば、私は真っ先に〝ありがとう〟
って伝えたい。

って、前置きはこれくらいにして。











今から話すのは、私が幽霊と過ごすことになったお話。
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