第1章 難題!
健永「うーん………」
「?」
健永「あ゛あ゛あ゛………」
「??」
さっきから、目の前で唸る男が一人………
目の前で難しい顔をしながらずっと唸ってるんですよね(汗)
「ねぇ、健永?」
健永「あぁぁー」
「健永ってばぁー」
肩をポンポンと叩いたら、ようやく私に気づいたようで……
健永「あっ、?あれ?いつ来たの?」
「さっきからずっといるけど」
健永「えっ、そうなの?ごめんごめん、気づかなかった」
「別にいいけど、それよりずっと難しい顔をしてたけど、どうかしたの?」
健永「それがさぁ……」
健永の話によると、番組でピアノを弾くことになったとかで………しかも今回は………
健永「Xだよ、X!無理だってー(汗)」
あー、それは大変だわ(汗)
「じゃあ、できませんって断ったら?」
健永「それはダメだよ。一度やるって言ったんだから、やり遂げなきゃ!」
「じゃあ、がんばらなきゃね」
その日から健永は毎日練習に励んだ。