第1章 学くんとヤンデレ夢主
「学くん、わたしがあなたの童貞を奪います。」
「は?あなた、頭でも打ったのですか?」
冷静を保つ学にキスをする。
触れるようなキスではなく、ディープで深いキスを。
「あ、あなた、自分がなにをしているのかわかってます?!」
少々ずれた赤い眼鏡を直し、頬を紅潮させる学はなんとも可愛らしい。
ボクはまた、学の唇を奪う。角度を変えながら、ぬちぬちとクチュクチュと。
「はぁ、学くん…。」
吐息混じりに彼の名を呼び、彼の股間に手をやる。
「や、やめてください!こ、ここは店内ですよ?!客がまだ、たくさんっ…んひっ!!」
「ん?二人きりだったらいいんですか?」
「そ、そういう問題じゃありません!…っ!や、触らないでください!」
声を抑えて喘ぐ学の股間はむくむくと膨れ上がる。
あぁ、可愛い…。学のおちんぽ、はやくナカに挿れたい。でもここじゃだめ。
二人きりじゃないから、こんな可愛い学の顔を他の女に見せるだなんて虫唾が走る。
「あ…あぅ♡触り方…っ激しいっ…です…っ!」
「イクの…?直に触ってもないのに、ズボンのなかでイッちゃうの?」
「や、嫌だっ…イクだなんてっ、あぁ♡そ、それに僕、ど…童貞じゃありませんっ!」
童貞じゃ…ない…?
そう、ボクでもない女にこの可愛いおちんぽ挿れたんだ。
許さない…。
「もうガチガチで今にでもイキそうだね…いいよ、イキたいんでしょ…?」
敬語だなんて使う余裕もない。ボクだって頭が回らない。
「ほら、イキたいんでしょ…学、イキなよ…ほら…。」
「あぅ♡イクっ♡はぁっイク、イクイクイク♡」
ビュクッと精液がズボンのなかで撒き散らされる音がする。
「はぁ…はぁ…きもち…わるい……。」
肩で息をする学の官能的な姿に気づく者などいない。ボクが、ボクだけが知っている学。
「はぁ…まだ…、足りないっ……。」
理性が切れたのか、狂った目付きをする学。いつもの彼の面影はない。ただ、狂った狼そのものだ。
ボクだけの学なんだ。他の女に渡さない。
ボクたちは、エクスカリバーを後にして街の景色に消えていった。