第8章 わたしの休日
何か、降谷さんってこんなぶっきらぼうな感じだったっけ?昨日から口調がキツめになってるし、オラオラ系男子みたいになってないか…?素の降谷さんってこんな感じなのか…?ま、いいか。
『あ、渚〜!』
渚「お、来たきた!じゃ、行こっか!」
『うん!』
『───映画面白かったね〜!』
渚「そうだね〜でも、お腹空いた!」
『もう、お昼ご飯の時間だからね〜どっかで食べる?』
渚「う〜ん、コロンボ行く〜?あ、コロンボと言えばあのイケメン!何で知り合いだったの!?」
『え、あ、安室さんのこと?ば、バイト先が同じだったの!もう、辞めたけど…』
渚「辞めちゃったのか〜ねえ、そのイケメン何処にいるか知らないの?」
『え、ま、まぁ知らないと言えば嘘になるけど…』
渚「知ってるの?!何処?」
『き、喫茶ポアロ…居るかどうか分かんないけど…』
渚「決まり!そこでお昼ね!」
まじか…き、今日ポアロに居るかな?
そんな一抹の不安を抱えつつ、ポアロに向かった。