第6章 探偵たちの夜想曲Ⅰ
蘭≫≫≫≫≫阿笠博士
蘭「あ、もしもし博士?」
阿笠「おー蘭くんじゃな!どうかしたか?」
蘭「実はね──────」
阿笠「何ぃっ!コナンくんが!それは大変じゃ!」
蘭「だから、博士の発明品でコナンくんを探してほしいの!」
阿笠「分かった。直ぐに探してみるぞ!」
蘭「お願いします!」
阿笠邸side*****(第3者視点)
阿笠「哀くん!急いで探さなければ!」
灰原「で?どうすんの?博士の車今修理に出してること忘れてない?」
阿笠「そ、そうじゃった!わしとしたことが……」
沖矢「では、私の車で追いましょうか?」
「「!!!」」
沖矢「すみません、盗み聞きするつもりは無かったのですが、シチューをお裾分けしようと来たら何やら不穏な会話が聞こえたもので……コナンくん連れ去られたんですよね?追うなら早く……」
灰原「じゃあ車のキーだけ貸しなさいよ!私と博士で追跡するから!」
沖矢「貸してもいいんですが、あの車は癖があって私の運転じゃないと…」
阿笠「だったらわしと昴くんで追跡を…」
沖矢「ええそれでも構いませんが、君が1人でここに残って、あの子の安否報告をやきもきしながら待てるのなら…よければ君も一緒に行くのを勧めますね。勿論、無理強いはしませんが…」