第3章 絶叫の手術室(オペルーム)
渚「しずく!?」
『はぁぁぁぁぁっ!』
わたしはひったくり犯であろう男の前に立ち、鞄を持っていた腕ごと蹴り上げた。
男「うわぁぁぁぁっ!」
バックは宙に舞い、男はバランスを崩して派手に倒れた。バックを回収すると、ふと我に返った。
……あ、やったな。わたし。
何目立つ格好で目立つことしてるんだよ!!反射的に蹴ってしまったけどもっと、良い方法あったじゃん!と、1人反省会を開いていると
?「すみません、バック取り返してくれてありがとうございます!」
『……!あ、いえいえ取り戻せてよか、ってえええ!』
?「へ?」
いやいやいやいや、な、何で園子ちゃんがいるの?え?しかもコナンくんと蘭ちゃんもいるよ?え?ど、ど、ど、どうしよう……
園子「あの……どうかしました?」
『はっ!な、何でもないです!』
コナン「お姉さん空手でもやってるの?凄い蹴りだったよ〜」
『そ、そうだよ空手やってるんだ』