第7章 練習試合後のいろいろ
黄瀬SIDE
っちには情けない姿を見せてしまったっス。
でも、安心したって。
また一緒にバスケをしようって言ってくれたっス。
緑間「無様な試合だったのだよ。」
黄瀬「っ!?来てたんスか、緑間っち。」
どうしてここに緑間っちが・・・。
もしかして、さっきまでのことを見てたり・・・っ
緑間「・・・あいつは、戻ってきたのか。」
あいつ・・・?
やっぱりっちのことっスよね。
黄瀬「そうっスよ。黒子っちのところでマネージャーしてるっス。」
そうか。と緑間っちは小さく言った。
黄瀬「・・・話さなくてよかったんスか?」
緑間「・・・その必要はないのだよ。」
黄瀬「ちょっ!ひどくないっスか!?」
たしかに、ひどいことを言われたことがあったかもだけど、そんな必要がないなんてっ!
緑間「・・・あいつに言われたのだよ。」
っちに・・・・?
黄瀬「……なんて?」
緑間「俺とはもうバスケはしたくないと。
もう話したくないと。」
・・・・・・
緑間っち。
なんでそんなつらそうな顔をして言うんスか。
それじゃあ、まるで・・・
俺と一緒っスよ。