第19章 合宿にそなえて
『どーぞ。』
皆の分をお皿に盛って、自分もお腹空いたから食べることにした。
小金井「んじゃ、いっただっきまーす!・・・んっ!!」
伊月「どれどれ・・・ん、これはっ」
「「うまいっ!!」」
『よかったです。』
リコ先輩の手前少し喜びにくいが、美味しいと言われれば素直に嬉しい。
黒子「美味しいです。」
『ありがとう!』
火神君はといえば、無言でバクバク食べてる。
『どーよ、火神君。私の腕前は。』
火神「まーふつーだろ。別に腹に入ればなんでもいい。」
何さ、もう少しこう感想言ってくれてもいいのに。
少し不満げに火神君を見てたら、急にお皿を突き出してきた。
火神「おかわり。」
『・・・はは。今お持ちしますよ。』
これは、彼なりの美味しいってことで勝手に受け取っておこう。
そうこうして、火神君の手料理がふるまわれたり(私よりうまかった・・・怒)、リコ先輩の料理指導をしたりしたが、結局料理担当は私になりました。