Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第38章 Top priority -最優先事項-【降谷零】
「ほら…ちゃんと掴まってろよ」
「う、うん……っ…」
の腕を自分の首の後ろでしっかりと組ませ、再度細い腰に手を伸ばす。両手で支えて狙いを定め……下から一気に突き上げる。そのままの角度で抽挿を開始する。
「っ!ああぁっ、あぁっ!れい、だめっ…」
「ダメじゃない………ッ」
「っああ…あ!あぁっ…だ、め…だめ、きもち、い…ああぁ…」
「…そうだろ?」
「ああぁ…きもちぃ…っぁああ!あぁっ…」
抽挿の度にグチャグチャと酷い水音が立ち、僕達の繋がるトコロの周りにはどんどん蜜が広がっていく。
下着にしろ浴衣にしろ、着替えもあるんだし汚れるのは全く厭わない。むしろ盛大に濡らしてしまった方が…をより恥ずかしがらせる材料になるだろう。
「…」
「んっ…ああぁっ…」
名前を呼び、改めて彼女にコチラを向かせる。は頬や目元だけじゃなく顔全体が赤く、喘ぎ続ける唇は開きっぱなし…焦点の合ってなさそうな黒目は揺れている。
グリグリと欲望の先端をの最奥に押し込み、身体をキツく抱き締める……
「あぁっ!あ、ぁ!れ、いっ…あっああぁ…」
「…ッ、ああ……」
内壁の絶妙な収縮にあわや欲を吐き出してしまいそうになり、抽挿は一時停止、奥歯を噛み締め堪えて、口から長く息を吐く。
しかしの腰が勝手に動き出す。困ったもんだが愛おしくて仕方なくもあり、複雑だ…
「あ、あぁっ…れい、っん……さっきの、もっと…」
「…ん?…コレ…か…?」
再び最奥を抉れば歓喜の嬌声と共に内壁もグネグネと絡み付いてくる。
「っあああぁ……うん、そ…きもちい…もっと…」
「…もっとか……僕が保ちそうにないな…」
「あっ……じゃあ…いっしょに、いこう…?…れい…」
やけに甘えたようなの声、上目遣いで顔を覗き込まれ、鼻先が触れ……また飛び出てきた聞き覚えのないセリフに、正直驚く。のナカで自身が更に膨張したのが分かった。