Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第38章 Top priority -最優先事項-【降谷零】
何も着けていない彼女の局部は、見るだけでも分かる程に濡れて、ふっくらとしていた。溝に指を這わせた瞬間に水音が立ち、指先が柔らかな粘膜にピタリと包まれる。
の顔色を伺えば、何か言いたげな物欲しそうな瞳と目が合う。その可愛さと言ったら…何と表現すればいいのか、とてつもない破壊力だ。
視線は逸らさずに、ゆっくりと指の腹で入り口付近を撫で回せば、ソコからはクチュクチュと音が立ち、彼女の腰が揺れ動く…
「あ…ぁ…零…れい…あ、ぁ……っ」
「分かるか?やっぱりトロトロだったな」
「ん…いっぱい、濡れてる……っあ、あぁ…」
「自分で腰揺らして…ヤらしい…」
「やっ…違う…」
「違わない。どうして欲しい?」
「や、だ……っ、分かってる、でしょ…?」
のこの顔を見ていると、どうにも虐めたくなる。僕は本来そんなに意地の悪い人間じゃないハズだが、この時だけは違うと言える……圧倒的優位に立てている優越感なのか、それとも単なる加虐心なのか……とにかく気分が高揚するのだ。
濡れてツルツルしている秘部の上へ指を滑らせ、膨れかけた突起に優しく触れ、指を離す。
「ぁあっ!…」
「コッチか?」
「ぁ…っ、は…ぁっ…」
「分からないな…どっちだ?」
乱れた呼吸、潤んで泣きそうな目、半開きの口から覗く赤い舌……もうしばらくこの可愛い彼女を見ていたくて、答えの分かっている質問を繰り返す。
「ぅぅ……どっちも……」
「…どっちも?」
「……どっちもしてほしい…」
「欲張りだなは…」
「零がイジワルなだけ…」
消え入りそうな声で発せられる言葉を、一言一句聞き逃さないよう、顔を彼女の方に寄せて全ての音を拾う。
が頬を僅かに膨らませ、唇を尖らせてコチラを睨んでくる。頬に小さくキスを落とし、唇を重ねる。
ご所望通り、中指を入り口から蕩けるナカへゆっくり挿入しつつ、親指の腹で突起にそっと触れてやる。触れ合っている唇の隙間からくぐもった声が漏れ、彼女のナカは嬉しそうに指に吸い付き、締め付けてくる。