Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第37章 その唇、食べちゃいたい。【萩原研二】
たっぷり水分補給して、ベッドに二人してゴロンと仰向けになる。さっきチラリと時計を確認したら、時刻は昼過ぎだった。
「今日ちゃん何回イったー?」
「……わ、わかんないよそんなの…」
「まー俺も数えてなかった」
「そんなの数えないでよ…っていうか研二くんって。なんでエッチのときだけ“”って呼ぶの…?」
「んー…なんでだろーな。分かんねぇ…」
「うーん…あと、すごい喋るよね…」
「……喋んのイヤ?」
「ううん……なんか…一緒にしてる、って感じして…いいと思う…」
「あらあら……顔赤いね?ナニを思い出したのかな?」
「……何も思い出してない!」
「ちゃーん……怒んないでよ…」
そっぽを向いちまったちゃんに後ろから抱き着く。
このまま3回目もいけそーだけど…どーするか……
「どーする?お腹は減ってない?なんか頼む?」
「お花畑は…?」
「……それはまた今度にしない…?」
「お花枯れちゃうよー…」
「じゃあ…来週は違うトコにしよう、で、来年は必ずアソコのお花、見に行こう!」
「来年…も研二くんといれる…?」
「そりゃいるでしょーよ……ね。だから、今日は……」
ちゃんの胸に手を重ねて、首すじに口付ける。
なんだか今日はずっとこうしてたい気分……
END
〈あとがき〉
ハギはよく喋る!ちょっと喋りすぎ?どうなんでしょう…
そして彼のセリフの語尾にはほんとに“♡”が付いてそうなので、珍しく一部付けてみました♡
楽しんでもらえてたら幸いです(><)
最後までご覧頂きありがとうございました。