Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第37章 その唇、食べちゃいたい。【萩原研二】
「ああぁぁ…っ!だ、め…っぁあ…もっと、ゆっくり……」
「ああ…なるべく、善処する…っ」
「ぁぁ…っん……あ、あぁ…」
ゆっくり動くのも結構ツラいもんで……額に汗が滲んできた……今すぐメチャクチャに腰を振りたいのを抑えて、抑えて……ちゃんの一番奥の壁をグッと押し上げる。
「ぁあああっ…!おく…っ…あ、ああぁ…」
「うわ…ッ…ちょっと、締めすぎ……」
「だって…っんあ、ぁぁ…」
柔らかい壁がギュウギュウ絡んできて、どーにかなっちまいそう……腰が疼いて震えてくる……
もっと強気でいたいのに……ちゃん相手だと、とことん俺は余裕が無い男に成り下がってばっかだ……
「やっぱ、ムリみたいだわ…」
「…け、んじ、くん……ゃ…ぁ…ぁああっ!」
欲望を入り口近くまで引き抜き、細い腰を掴んで奥へ目掛けて一気に突き入れる。鋭い快感が堪らなくて間髪入れずに奥を突き上げ抉っては、腰を引く。
そのままの勢いでピストンを続ければ、泣きそうな声で喚きまくるちゃん……
普段はいつだってお化粧も髪の毛も、本当に綺麗にしてる、本当に可愛いんだけど……やっぱりこの時の乱れた彼女が一番カワイイかも……
「やっ!あ、ぁあああっ!だ、め!あああっ…」
「ウソだ……全然…ダメじゃ、ないでしょーに…ッ」
「や…だ、ああぁっ!ああぁっ!あぁっあああっ!はげし…の、だ、め、っああ…ああっ!」
「そう…?…のナカ…気持ちよさそーに…吸い付いてくるよ?……もっかいイく?」
「あぁっ…や、あ、あぁぁ…ああぁっ!あ、あっ!あああぁ…っ」
ナカが絶妙に締まって、彼女の絶頂が近いと伝えてくる……けどいい加減コッチも切羽詰まってきてんのは間違いない訳で……
しっかりとちゃんの腰を掴み直し、狙いを定めてひたすら腰を打ち付け続ける……
「ああぁっ…や…ああっ!…いっ、ちゃう…いっちゃう…あ、ああぁっ」
「イって…ッ……俺も…ヤバ、い……」
「あ!ああぁっ…あ、ああ…けん、じ…くん…っあああぁ……ッ!!!」
強烈な快感に耐えてギリギリの所で引き抜き、彼女の身体目掛けて欲を吐き出す……
あー……こりゃ2回目も余裕だな……