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Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】

第35章 ヒミツの約束【快斗/キッド】


「待って!快斗さん……恥ずかしい……」

「こればっかりはなぁ…脱がねぇとどーにも…」


何度も繰り返される深いキスに必死でついていけば、頭の中がふわふわしてきた……

身体のあちこちを触られながら、いつの間にかワンピースは脱がされてしまい、続いて下着を脱がされそうになってるのに気付き、慌てて自分の胸元を手で押さえた。

懇願して部屋の照明はかなり落としてもらったものの。それでも見えてるんだから恥ずかしいに決まってる。
全部脱がなきゃこの先に進めないのも、分かってるんだけど……


「どーしても嫌ならこのままするぞ?すげぇ汚れちまっても知らねーからな」


あっさり手はどかされてしまい。快斗さんが下着ごと両方の乳房を掴んで膨らみに顔を寄せてくる。唇が肌の上を何度も啄んで、下着の上からも口付けてきた。


「えっ…や…汚れたら、やだ…」

「だろ?」


背中に滑り込んできた手にホックは外され、胸の締め付けがなくなる。ゆっくり退かされていく布、その下に視線が注がれてるのが恥ずかしくて堪らない……


「ぅ……」

「ほら、やっぱ綺麗…なんも恥ずかしーことねぇって」

「ぁ…でも……っ!」


膨らみを寄せたり離したり、ふにふにと揉みながら、何度もそこにキスを落としてくる。

先っぽを指先でスリスリと擦られると、くすぐったいような気持ちいいような、変な声が出そうになって、ギュッと口を固く結んで、堪える。


「もしかして声抑えてんのか?誰もいねんだし何も気にすんな…」

「やっ…変な、声…出そう…」

「変な声ってどんな?すげー聞いてみたいけど。の変な声」


快斗さんはすごく愉しそうに胸の先を弄ってくる。いつもは器用にマジックを繰り出す綺麗な指先が、今日は酷くいやらしく見える……


「っん…や、っ…」

「な、聞かせて、…」


自分の名前を呼ばれて、こんなに背すじがゾクゾクしたのは初めてじゃないか…

固く閉じていた唇にキスされて、何度も優しく唇を合わせられると口元も勝手に緩んできて……また指で乳首を刺激されると唇の隙間から恥ずかしい声が漏れてしまう。


「ぁっ…んぁ……ぁ…っ!」

「我慢すんなよ…」


離れていった唇が、胸の先に降りてくる。舌がぬるりとあたる感触が気持ちよくて、身体が震える……自分で触るのとは、全然違う……
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