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Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】

第32章 POP HIS CHERRY【降谷零の場合】


唇が痺れるくらいキスを繰り返し、ようやく零くんの唇は離れた。

なんとなく、はだけているバスローブの胸元に片手を滑り込ませる。
しっかりした筋肉に覆われた肌の感触が心地よくて、そのまま背中まで手を回して軽く引き寄せる。背中もつるつるで気持ちいい。

反対からも手を滑り込ませれば、前はすっかりはだけて褐色の上半身が現れる。そりゃあ彼だって警察官だ、日頃から鍛えてるのは知ってるけど…それにしてもいい身体してる。


「めちゃくちゃ綺麗だね…」

「そうか?みんなこんなもんだろ…」

「そんなことない…すっごくいい…」


ギューッと広い背中を抱き締めると、耳元に零くんの息が掛かってくすぐったい。


「ふふっ」

「耳は、くすぐったい?」

「ひゃっ!」


すぐ近くで喋りながら舌を這わされて、身体が跳ねる。でも、ゆっくり舐められると、気持ちいい……また力が抜けていって、目もしっかり開けられない。


「んっ…ぁ……」

「ん…?、下着…着けてないのか?」

「ぁ……だって、どうせ脱ぐじゃん…」

「そうなんだけど…ちょっと、見てみたかったかな…でもまあ…これはこれでいいか…」

「そっ……っぁ!」


気付けばバスローブの合わせ目が僅かに開かれていて、零くんの手が中へ入ってくる。膨らみを指先で撫でて、全体を優しく包まれる。そっと持ち上げるように揉まれては、元に戻され……でもこんなに優しくされると…少し焦れったい。


「柔らかい…触ってるだけで気持ちいい…」

「んぁ…っ、ぅ……ぁ、あ……」


耳にキスをされ、そのまま耳の裏から首すじへ唇は動いていく。たまに舌を這わせながら、唇は胸元へ下りてきた。

バスローブが捲られ乳房が晒されると、零くんの唇はキスを繰り返しながら先端へ近付いていく…早くソコも触ってほしい……


「ココ…もう膨れてる」

「っ…ぁ…うん……」


既に形を成してしまってる乳首に吐息が掛かるとゾクゾクする。

ソコをチュっと吸うようにキスをされただけで、身体が震えて不意に大きな声が出る……


「あぁっ……零、くん…もっと…」

「ああ。すっごく可愛い……」

「あ、あぁ…ぁっ…ん…ぅあぁ……」


勝手にクネクネと動く身体、胸の先はどんどん硬く、過敏になっていく。吸われながら先っぽを舐められて、もう頭が蕩けそう……
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