第31章 POP HIS CHERRY【赤井秀一の場合】

二本の指で、優しく掻き出すみたいに“ソコ”を何度も刺激される。

私、すっごく濡れてるみたいだ……グチュグチュと鳴り続ける音には耳を塞ぎたくなるけど、それ以上に気持ちいいのが止まらない……勝手に背中は反って、顎も上がって……目を閉じてシーツをギュッと握り締める……


……だけどふと脚の間で感じた違和感、それに気付いた時には、秀一さんがまたソコに唇を付けようとしてる直前で……

再び秘芽を吸われ舐められた瞬間から身体が震え出した。お腹か腰か…分からないけどソコから痺れが全身に広がっていく。


「っ……！あ、ああぁ……あぁっ！あ、だめ、いっ、しょ、に…っぁあ…」

「どうやら“一緒”がいいようだな…」

「あ、あぁ、や……きもち、すぎるの…だ、め…なの…っんああぁ…あ、すご…ぃ…あぁぁっ」


そりゃあ、さっきは“もっとしてほしい”とも思ってたけど…こんなにいっぺんにされたらもう何もまともに考えられなくなる……！

秀一さんってめちゃくちゃ上手だ……あれも、それも…全部、きもちいいところ…好きなところばっかり……

腰が大きく跳ねて逃げそうになっても、押さえ付けられて離してもらえない。

あっという間に近くまで迫ってきた限界を堪える余裕ももらえない……


「あっあぁっ！も、う…だめ！も…ああぁっ！…あ、あ、ああぁ…い、く…あぁっ…い、っちゃ……ぅ、ぁあああ！！！」


一気に駆け上がって、放心状態……身体中が火照ったように熱い……腕も脚も投げ出して、酸素を求めて大きく呼吸を繰り返す。自分のアソコがヒクヒクと痙攣してるのだけが妙にハッキリと分かる。


「美しいな…肌も赤く染まって……」

「っ？……はぁっ……あつ、い……」

「俺も身体が熱くて堪らん……コイツが…早くと身体を繋げてくれと煩くてな…」

「ぇ、っ……！？」


秀一さんがゴソゴソと動き、服を脱いだんだろう、で、“コイツ”と言う雄々しいソレを手に持っているのだけれど……

ちょっと大きすぎやしないか。


「そ、んな、おっきいの……入る…？」

「コレはココに挿れるモノだろう？入るに決まっている」

「う、そ……」

「そんな嘘は聞いたことがない」


私の経験が少ないから知らないだけ？こんなに大きい人もいるものなの……？